もくじ
はじめに — 値付けは「売れるかどうか」を決める最後の一押し
コミケや同人イベントでの販売は、ただ作品やグッズを並べるだけでは勝負になりません。
ブースの装飾や声かけももちろん大切ですが、**最後にお客さんの財布を開かせるのは「値段」**です。
同じアクリルスタンドでも、500円のときと700円のときでは手に取るスピードが違い、セット販売や特典付き価格にすることで一気に単価を引き上げられることもあります。
値付けは「儲けたい額」ではなく、「お客さんが納得して払う額」を軸に考える必要があるのです。
1. イベント特有の価格戦略 — 通販とは違う考え方

同人イベントの購買行動は特殊です。来場者は「この場でしか買えない」という意識が強く、さらに時間や体力も限られています。
そのため、値付けのポイントはスピードと決断力を促す仕掛けにあります。
(1)キリの良い価格で即決を促す
- 1,000円、1,500円など、お釣りが出ない価格は即決されやすい
- 特に午前中は熱心なファンが多いため強気の価格設定もOK
(2)端数価格でお得感を演出
- 1,000円より980円、500円より480円のほうが「安く感じる」心理効果
- 小物系グッズに有効
2. 客単価を上げる3つのテクニック
セット販売
例:アクスタ単品1,200円 → 缶バッジとのセットで1,800円
「お得」に見せながら単価アップ
限定版・特典付き
- 先着○名様に限定ポストカード
- 「今日ここだけ」の言葉が強力な購買動機になる
複数割引
- 1個800円、2個で1,500円など
- 友達同士や推し違いでまとめ買いを促進
3. 時間帯別の値付け戦略
午前:強気価格
- 新作・限定品は最初にしっかり価格を取る
- ファンは「確実に手に入れるため」多少高くても購入
午後:在庫調整
- 「残りわずか」POPやまとめ買い割引で在庫を圧縮
- 終了間際に「おまけ」や「値引き」を投入して完売を狙う
4. 値札と陳列で価格の魅力を強調

- 値札は見やすく大きく、手書き感を出すと温かみが出る
- 高額商品は台座やLEDライトで存在感を演出
- POPに「新作」「限定」「お得」などキーワードを入れると視認性UP
5. 値付け前のチェックリスト
- 原価と利益率を計算し、赤字にならない価格か
- 同ジャンルの他サークルと極端に差がないか
- セットや割引で客単価アップの仕組みがあるか
- 値札や陳列で価格の魅力を伝えられているか
- 時間帯別の価格運用プランを用意しているか
まとめ
値付けは「勘」ではなく戦略です。
イベント特有の購買心理とタイミングを理解し、価格でお客さんの背中を押すことができれば、売上は確実に変わります。
次回の出展では、ぜひ「値付け」も作品制作と同じくらい真剣に取り組んでみてください。
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