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企業ロゴグッズのデザイン、意外と多い「もったいない失敗」
展示会のノベルティ、周年記念品、社内イベントのお土産——企業がオリジナルグッズを作る機会は年々増えています。しかし、せっかく予算をかけて制作したにもかかわらず、「受け取った相手に使ってもらえない」「ブランドイメージを損ねてしまった」という声も少なくありません。
その原因のほとんどは、デザイン段階でのNG行為にあります。本記事では、企業ロゴグッズのデザインでよくある失敗例を具体的に解説します。発注前にぜひ確認してください。
NG例① ロゴをそのまま貼り付けるだけのデザイン
最もよく見られる失敗が、「白いトートバッグの中央にロゴをドンと置いただけ」のデザインです。担当者としては「シンプルでスッキリしている」と感じるかもしれませんが、受け取る側の印象は異なります。
ロゴをただ貼り付けただけのグッズは、「広告物」として認識されやすく、日常的に使いたいと思ってもらいにくいのが現実です。実際、展示会でもらったノベルティのうち「帰宅後も使い続けている」ものは全体の約3割程度とも言われており、デザインの工夫が定着率を大きく左右します。
対策としては、ロゴをメインに据えながらも、パターン柄やイラストと組み合わせる、あるいはロゴの形状を活かしたデザインエレメントとして展開するなど、「使いたくなるビジュアル」を意識することが重要です。
NG例② ブランドカラーを無視した色使い
「グッズらしく見せたい」という意識から、企業のブランドカラーとはまったく異なる色を使ってしまうケースがあります。たとえば、コーポレートカラーが落ち着いたネイビーなのに、グッズだけ派手なビビッドピンクにしてしまうようなパターンです。

これは一見華やかに見えますが、ブランドの一貫性が崩れ、企業の信頼感や認知度の向上につながりません。グッズは「動く名刺」とも言えるツールです。受け取った人がグッズを使うたびに、自然とブランドのカラーイメージが刷り込まれることが理想であり、そのためにも色の統一は欠かせません。
コーポレートカラーのまま使うと地味に見える場合は、同系色のグラデーションや補色を小面積のアクセントとして加える方法が有効です。ブランドカラーを軸にしながら、デザインに動きを持たせる工夫をしましょう。
NG例③ 文字情報を詰め込みすぎる
「せっかくだから会社の強みもアピールしたい」と、ロゴに加えてキャッチコピー・URL・電話番号・SNSアカウント・QRコードまで詰め込んだデザインを見かけることがあります。
しかし、グッズはWebサイトや広告チラシではありません。情報量が多すぎるデザインは視認性が下がり、何が言いたいのかが伝わらなくなります。特にスマートフォンより小さなグッズ(ボールペンやキーホルダーなど)では、小さな文字はそもそも読めないことも多いです。
グッズに載せる情報は原則として「ロゴ+1要素」に絞ることを推奨します。URLを入れるならQRコードは省く、キャッチコピーを入れるなら電話番号は名刺に任せる、という割り切りが結果として印象を高めます。
NG例④ グッズの素材・形状を考慮しないデザイン
平面のデータをそのままグッズに当てはめようとすると、思わぬトラブルが起きます。たとえば、次のようなケースです。
- 丸いコースターに四角いデザインをそのまま配置し、四隅が切れてしまった
- マグカップの取っ手付近にロゴを配置し、実物では見えない位置になってしまった
- 刺繍グッズに細い線のロゴを使用し、潰れて判読できなくなった
- ダークカラーのグッズにロゴの暗い色を使い、ほとんど見えなくなった
グッズのデザインは、必ず「そのアイテム特有の制約」を把握した上で作成する必要があります。印刷方式(シルクスクリーン・昇華転写・刺繍など)によって表現できる細さや色数が異なるため、発注前に仕様を確認することが不可欠です。
BONATHIAでは、アイテムごとのデザインガイドラインを用意しており、初めてグッズ制作に取り組む企業担当者でも安心してデータを入稿できる体制を整えています。不安な場合はサポートを活用するのが賢明です。

NG例⑤ ロゴデータの解像度・形式が不適切
デザインの内容以前に、データの品質が原因で仕上がりが粗くなるケースも非常に多いです。よくある問題は以下の通りです。
- WebサイトからロゴのJPEG画像を拾ってきて使用し、印刷時にぼやけた
- 72dpiの低解像度データをそのまま入稿し、ピクセルが目立つ仕上がりになった
- 透過処理されていないPNGを使い、白い背景が残ってしまった
グッズ印刷に使用するデータは、基本的にベクター形式(AI・EPS・SVG)か、350dpi以上の高解像度ラスターデータが推奨されます。社内にロゴのデータが見当たらない場合は、デザイン会社や制作時の担当者に問い合わせてオリジナルのベクターデータを入手しましょう。
発注前のチェックリスト:NGを避けるための5つの確認
ここまでの内容を踏まえ、グッズ発注前に必ず確認したいポイントをまとめます。
- ロゴだけでなく、使いたくなるビジュアルになっているか
- ブランドカラーと一貫性が保たれているか
- 情報量は「ロゴ+1要素」に絞られているか
- グッズの素材・形状・印刷方式に合ったデザインになっているか
- データはベクター形式または350dpi以上の高解像度か
この5点を事前にクリアしておくだけで、完成品のクオリティは大きく変わります。
まとめ:ロゴグッズは「企業の顔」として設計する
企業ロゴグッズは、配った瞬間だけでなく、受け取った相手が日常的に使い続けることで初めてブランディング効果を発揮します。そのためにも、「とりあえずロゴを貼り付けた」という発想ではなく、受け取る人の視点に立った使いやすく魅力的なデザインを心がけることが大切です。
BONATHIAでは、企業向けのノベルティや記念品の制作実績が豊富で、デザインデータの確認から印刷・納品まで一貫してサポートしています。「初めてのグッズ制作で何から始めればいいかわからない」という企業担当者の方も、まずはお気軽にご相談ください。今回紹介したNG例を踏まえた上で、ブランド価値を高めるグッズ作りを一緒に進めていきましょう。
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