“失敗例”から学ぶオリジナルグッズ設計の注意ポイント10選

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オリジナルグッズ制作は、個人・企業問わず気軽に始められるようになりました。
しかしその一方で、

  • 思ったより売れなかった
  • 実物がイメージと違った
  • 在庫が余ってしまった

といった「設計段階の失敗」に悩む人も少なくありません。

実は、オリジナルグッズ制作の失敗は「作り方」よりも設計段階の考え方でほぼ決まります。
この記事では、よくある失敗例をもとに、オリジナルグッズ設計で注意すべき10のポイントを解説します。

これからグッズ制作を始める方も、過去に失敗経験がある方も、ぜひ参考にしてください。


1. 「自分が欲しいもの」だけで作ってしまう

ハートをもつ人の手

最も多い失敗が、作り手の好みだけでデザインやアイテムを決めてしまうことです。
もちろん「好き」は大切ですが、

  • 誰が使うのか
  • どんなシーンで使われるのか
  • 実用性はあるか

を考えずに作ると、共感されにくくなります。

対策ポイント
「自分が欲しい」+「誰かの日常に溶け込むか」をセットで考えましょう。


2. グッズの“使われる場面”を想定していない

デザインは良いのに売れない原因の一つが、使用シーンがイメージできないことです。

例:

  • 大きすぎて持ち歩けない
  • 派手すぎて普段使いしづらい
  • 家で飾る場所が限られる

対策ポイント
「どこで・いつ・どう使うか」を言語化してから設計することが重要です。


3. サイズ感を軽視してしまう

オンラインでのグッズ制作では、サイズのイメージ違いによる失敗が非常に多く見られます。

  • 思ったより小さい
  • 大きすぎて使いにくい
  • 収納場所に困る

対策ポイント
実寸(cm)を必ず確認し、身近な物(スマホ・A4用紙など)と比較して想像しましょう。


4. 素材の特性を理解していない

素材ごとの特徴を知らずに作ると、

  • 印刷が薄く見える
  • 指紋が目立つ
  • 傷が付きやすい

などの不満につながります。

対策ポイント
アクリル・布・金属など、それぞれの「得意・不得意」を理解した上でデザインを調整しましょう。

リブ素材の布

5. デザインを詰め込みすぎる

「せっかく作るなら全部入れたい」という気持ちから、文字や装飾を詰め込みすぎるケースも失敗の原因です。

結果として、

  • 何が伝えたいかわからない
  • 安っぽく見える
  • 写真映えしない

という問題が起こります。

対策ポイント
情報は“引き算”。一番伝えたい要素を1つ決めて設計しましょう。


6. 印刷範囲・仕上がりを想定していない

画面上では綺麗でも、実物になると見え方が変わることは珍しくありません。

  • 端が切れる
  • 文字が小さすぎる
  • 色が沈んで見える

対策ポイント
印刷範囲・仕上がり見本・注意書きを必ず確認し、余白を意識した設計を。


7. ターゲットが曖昧なまま作っている

「誰向けか分からないグッズ」は、結果的に“誰にも刺さらない”グッズになります。

対策ポイント
年齢・性別・用途・関係性(自分用/ギフト用)など、最低限のターゲット像を設定しましょう。


8. 単価と価値のバランスを考えていない

電卓と紙幣

原価や販売価格を意識せずに作ると、

  • 高すぎて買われない
  • 安く見えてしまう

といった問題が起きます。

対策ポイント
価格に見合った「見た目・使いやすさ・特別感」を意識することが大切です。


9. 写真・告知用素材を考えていない

販売や紹介をする段階で、

  • 写真が撮りにくい
  • 魅力が伝わらない

というケースも多くあります。

対策ポイント
「このグッズはどう撮られるか」「SNSでどう見えるか」も設計に含めましょう。


10. 小ロット・テストをせず一気に作ってしまう

いきなり大量に作ってしまい、

  • 在庫が余る
  • 修正できない

という失敗もよくあります。

対策ポイント
まずは小ロットでテスト制作し、反応を見てから展開するのが安全です。


失敗を防ぐ最大のコツは「設計8割」

オリジナルグッズ制作は、作業よりも設計が8割と言われるほど、最初の考え方が重要です。

  • 誰に
  • どんな場面で
  • どんな気持ちで使ってもらうか

この3点を意識するだけで、失敗の確率は大きく下がります。


まとめ|失敗例は“成功へのヒント”

失敗例は、裏を返せば次に活かせるヒントです。
今回紹介した10のポイントを意識すれば、

  • 無駄な在庫を減らせる
  • 満足度の高いグッズが作れる
  • 「また欲しい」と思われやすくなる

といった良い循環につながります。

これからオリジナルグッズ制作を始める方は、ぜひ「作る前」に立ち止まって、設計を見直してみてください。


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