もくじ
ロゴ入りタオルがブランディングツールとして注目される理由
展示会や周年記念イベント、社内行事のノベルティを検討するとき、真っ先に候補に挙がるアイテムの一つが「タオル」です。実用性が高く、老若男女を問わず日常的に使われるタオルは、企業のロゴや社名を印刷することで、優れたブランディングツールへと変貌します。受け取った相手が毎日手にするたびに企業名を目にするわけですから、広告効果は長期にわたって持続します。
実際、日本プロモーショナル・マーケティング協会の調査によれば、ノベルティの中でも「実際に使用した」と回答された割合が高いカテゴリとして、タオル・ハンカチ類は常に上位に入っています。捨てられにくい、使い続けてもらいやすいという点は、費用対効果の観点からも企業担当者にとって大きな魅力です。
本記事では、ロゴ入りタオルをブランディングに活用している企業の具体的な事例を紹介しながら、どのようなシーンでどう活用すれば効果的なのかをわかりやすく解説します。
企業事例1|展示会ノベルティとして来場者満足度を向上させたメーカー
大手機械部品メーカーA社では、年に2回出展する業界展示会のノベルティとして、ロゴ入りのマイクロファイバータオルを採用しました。それまでは使い捨てのボールペンやクリアファイルを配布していましたが、「家に持ち帰っても使わず捨ててしまう」という声が社内でも上がっていたといいます。
そこで担当者が着目したのが、吸水性・速乾性に優れたマイクロファイバータオルです。スポーツや旅行など幅広いシーンで使えるため、来場者が実際に持ち帰って使い続けてくれる可能性が高い。コーポレートカラーである濃紺をベースに、ロゴと企業スローガンをプリントしたデザインは、受け取った人の手元に長く残り、自然とブランドへの接触頻度を高めました。
結果として、展示会でのアンケートで「もらったノベルティに満足した」と回答した割合が前回比で約18ポイント上昇。「ブースに立ち寄ったきっかけ」として「ノベルティが欲しかったから」という回答も一定数あり、集客効果も実感できたと報告されています。
企業事例2|周年記念品として社員・取引先の双方に配布した不動産会社
創業30周年を迎えた不動産会社B社では、社員向けと取引先向けの2種類のロゴ入りタオルを制作しました。社員向けには「30th Anniversary」のロゴと共にサンクスメッセージを入れた今治タオル、取引先向けにはよりシンプルなコーポレートロゴ入りの上質なフェイスタオルを用意。素材にもこだわることで、ブランドの信頼性や誠実さを伝える狙いがありました。
今治タオルはブランドとしての知名度が高く、「今治タオルのロゴが入っているだけで品質が伝わる」と取引先から好評を得たそうです。社員向けのものは社内イベントで手渡し配布され、会社への帰属意識や誇りを高めるインナーブランディングとしても機能しました。
このように、ノベルティとして配るだけでなく、「誰に・何を伝えたいのか」を明確にしてデザインや素材を使い分けることが、タオルブランディングを成功させる大きなポイントです。

企業事例3|スポーツスポンサー活動とタオルを組み合わせたアパレルブランド
地域密着型のアパレルブランドC社は、地元のアマチュアスポーツチームへのスポンサーとして、ロゴ入りスポーツタオルを選手や応援団に提供しました。試合当日にスタンドで振られるタオルは、観客の目にも自然と映り、SNSで撮影・拡散されることも少なくありません。
C社の担当者は「テレビCMや交通広告より、実際にコミュニティの中で使われている姿が信頼につながる」と語っています。特に地域密着を経営戦略の柱に置く企業にとって、スポーツ×タオルの組み合わせはコストパフォーマンスが高い施策です。1枚あたりの制作コストを数百円台に抑えながら、長期間にわたって複数人の目に触れるため、CPM(1,000インプレッションあたりのコスト)で換算すると非常に低コストになります。
ロゴ入りタオル制作で押さえておきたい3つのポイント
1. 用途に合わせたサイズと素材を選ぶ
タオルのサイズは大きく分けて、ハンカチタオル(約25×25cm)・フェイスタオル(約34×80cm)・バスタオル(約60×120cm)・スポーツタオル(約40×110cm)などがあります。展示会のノベルティなら持ち帰りやすいフェイスタオル、スポーツイベントならスポーツタオル、高級感を出したい周年記念品なら今治ブランドのフェイスタオルやバスタオルが適しています。
2. ロゴのプリント方法にこだわる
タオルへのロゴ印刷には主に「昇華転写プリント」「シルクスクリーンプリント」「ジャカード織り」の3種類があります。昇華転写はフルカラーのデザインを鮮明に再現でき、少ロットでも対応しやすいのが特徴。シルクスクリーンはベタ塗りのシンプルなロゴに向いており、発色が良いのが魅力です。ジャカード織りはタオル地そのものにデザインを織り込む手法で、高級感と耐久性が最も高く、特別感のある記念品に最適です。
3. 最小ロット数と納期を事前に確認する
企業でのノベルティ発注では、必要数量と予算のバランスが重要です。一般的に、ロゴ入りタオルは50枚〜100枚程度から発注できるケースが多いですが、素材やプリント方法によって最小ロットは異なります。また、展示会や記念イベントには間に合わせたい納期があるため、デザイン入稿から納品までの期間(通常2〜3週間程度)を逆算してスケジュールを立てることが大切です。

ブランディング効果を最大化するためのデザイン設計の考え方
ロゴを入れるだけで終わらせず、タオルをブランディングツールとして機能させるためには、デザインの設計が重要です。以下の3点を意識してみましょう。
- コーポレートカラーを軸にする:普段の名刺・ウェブサイト・パンフレットと統一したカラーリングにすることで、ブランドの一貫性が生まれます。
- ロゴは大きすぎず、さりげなく:主張が強すぎると「企業の宣伝物」という印象が強まり、実際に使ってもらいにくくなります。デザインとして馴染む大きさ・位置を意識しましょう。
- メッセージや年号を添える:周年記念なら「Since 1994」、イベント記念なら開催年と名称を小さく添えるだけで、受け取った側の記念品としての価値が高まります。
BONATHIAのオンラインサービスでは、ロゴデータをアップロードするだけで仕上がりイメージを確認できるシミュレーション機能も提供しており、発注前にデザインの確認ができるため安心です。
まとめ|タオルは「使われ続ける広告」として機能する
ロゴ入りタオルは、一度配布すれば毎日のように使われ、企業名やブランドロゴを自然に目にしてもらえる「生きた広告媒体」です。展示会ノベルティ、周年記念品、スポンサー活動など、活用シーンは幅広く、素材・デザイン・プリント方法を工夫することでブランドイメージを効果的に伝えられます。
次回のノベルティや記念品の選定で迷ったとき、ぜひロゴ入りタオルを候補の一つに加えてみてください。今回紹介した企業事例を参考に、「誰に・何を・どう伝えたいか」を明確にすることが、成功するタオルブランディングへの第一歩です。
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