採用イベントで配るノベルティタンブラー、学生に刺さるデザインとは

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採用イベントのノベルティ、タンブラーが選ばれる理由

就活生が1日に受け取るノベルティの数は、大規模な合同説明会であれば平均5〜10点にのぼると言われています。クリアファイル、ボールペン、エコバッグ……。その中で、記憶に残る企業になるために注目されているのがオリジナルタンブラーです。

タンブラーが採用ノベルティとして支持される理由は明快です。実用性が高く、就活中の学生が毎日使うアイテムだからです。面接会場へ向かう電車の中、自宅での ES 作成中、インターンの休憩時間——手元に置かれるたびに企業名が目に入ります。「使い続けてもらえるノベルティ」という観点では、タンブラーはトップクラスの費用対効果を誇ります。

しかし、タンブラーを配るだけでは不十分です。学生の心に刺さるかどうかは、デザインの質で大きく変わります。本記事では、採用イベントで配るタンブラーのデザイン戦略を、具体的なポイントとともに解説します。


学生が「もらってうれしい」と感じるタンブラーの条件

まず前提として、今の学生世代(Z世代)のモノに対する感覚を押さえておきましょう。彼らは幼少期からSNSに親しみ、デザインの良し悪しを直感的に判断します。「ダサい」と思ったノベルティは、もらってすぐにカバンの奥にしまわれ、最終的にそのまま捨てられます。

学生が「これはいい」と感じるタンブラーには、共通する3つの条件があります。

① 日常のシーンに馴染むミニマルなデザイン

ロゴを大きく全面にプリントした、いかにも「企業グッズ」なタンブラーは敬遠されがちです。学生が求めているのは、カフェでも大学の講義室でも違和感なく使えるデザイン。具体的には、ロゴを小さくワンポイントで入れる、コーポレートカラーをベースカラーとして上品に取り入れる、といったアプローチが効果的です。「さりげないのにおしゃれ」と感じさせることが重要です。

② カラーリングへの徹底したこだわり

色の選択は学生の「手に取りたい」という気持ちを左右します。トレンドカラーを意識しつつ、企業のブランドカラーと調和させることが理想です。人気の傾向として、くすみトーン(マットなオリーブ、テラコッタ、グレージュなど)は幅広い学生層から好まれます。また、複数カラーを用意してイベント当日に選んでもらう「カラー選択式」にすると、参加者のエンゲージメントが一段と高まります。

③ 機能性とデザインの両立

Z世代はサステナビリティへの意識が高く、「長く使えるもの」を好む傾向があります。保温・保冷性能が高いステンレス製、軽量で持ち運びやすいスリムボディ、蓋がしっかり密閉されるタイプ——こうした機能的な優位性があると、デザインと合わせてダブルで評価されます。ノベルティとしての「見た目」だけでなく、「使い心地」を訴求できる説明をイベント当日に行うのも効果的です。


デザインに落とし込む「採用メッセージ」の入れ方

タンブラーのデザインは、単におしゃれなだけでは採用ノベルティとしての役割を果たしません。企業のメッセージや世界観を、さりげなく忍び込ませることが大切です。

ボトム(底面)にメッセージを入れる

タンブラーを飲み干したときだけ見える底面に、採用コピーや企業理念の一文を入れるアイデアがあります。「最後まで読んでくれてありがとう」「あなたの挑戦を待っています」といった一言は、就活生に小さなサプライズを届け、SNSへの投稿を促すきっかけにもなります。

QRコードをさりげなくデザインに組み込む

採用ページや会社説明動画へ誘導するQRコードを、デザインの一部として自然に組み込む方法もあります。無機質なQRコードをそのまま印刷するのではなく、ロゴマークと組み合わせたデザインQRにすることで、見た目を損なわずに導線を設けることができます。イベント後の接点維持に非常に有効です。

ハッシュタグを入れてSNS拡散を狙う

採用イベント専用のハッシュタグをタンブラーにプリントし、「#〇〇採用2025」などで投稿を促すキャンペーンと組み合わせると、学生同士のロコミによる二次拡散が期待できます。採用ブランディングの観点からも、コストパフォーマンスの高い施策です。


発注前に確認すべき3つのポイント

デザインの方向性が固まったら、実際の発注に向けて以下の点を確認しておきましょう。

1. 最小ロット数とリードタイム

採用イベントは開催日が決まっているため、納期の逆算が必須です。一般的に、オリジナルタンブラーの制作には入稿データ確定から2〜4週間かかるケースが多いです。余裕を持って6週間前には発注準備を始めることをおすすめします。最小ロットは業者によって異なりますが、30〜50個から対応しているサービスもあります。

2. 印刷方法の選択

タンブラーへの印刷方法は主に「シルクスクリーン印刷」「昇華転写印刷」「レーザー彫刻」の3種類があります。発色の鮮やかさを重視するならシルクスクリーンや昇華転写、高級感と耐久性を重視するならレーザー彫刻がおすすめです。デザインの複雑さや予算に応じて選択しましょう。

3. デザインデータの形式と確認フロー

入稿データはAI形式やEPS形式のベクターデータが推奨される場合がほとんどです。また、実際に印刷されたイメージを確認できる色校正・データ校正のサービスを利用することで、仕上がりのイメージとのギャップを防ぐことができます。


まとめ:学生に「使いたい」と思わせるタンブラーが採用を変える

採用イベントのノベルティは、配って終わりではありません。学生がそのタンブラーを使い続けるたびに、あなたの企業のことを思い出します。それは広告費ゼロの継続的なブランド露出です。

ポイントを整理すると、

  • ロゴを主張しすぎないミニマルデザインを選ぶ
  • Z世代が好む配色トレンドを取り入れる
  • 底面メッセージやQRコードで「仕掛け」をつくる
  • 発注は遅くとも6週間前には着手する

これらを意識してタンブラーを設計することで、単なるノベルティが採用ブランディングの強力な武器に変わります。次の採用イベントに向けて、ぜひデザインの見直しから始めてみてください。


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