イラストを描くことが好きな方にとって、作品を「カタチ」にするのはとても魅力的な体験です。特に、Tシャツやアクリルスタンド、スマホケースなどのオリジナルグッズに仕上げれば、普段使いできるだけでなく、ファンや友人に共有することもできます。しかし、イラストをそのまま印刷すれば必ずしもきれいに仕上がるわけではありません。実は、グッズ化する際にはいくつかのデザイン上のポイントを意識することが大切です。
ここでは、イラストをグッズ化する時に押さえておきたいデザインの基本ポイントを具体的に紹介します。

もくじ
1. 解像度とカラーモードに注意する
解像度は高めに設定
印刷に適した解像度は 300dpi(ドット/インチ) が基本です。SNS用やWeb表示用に作ったイラスト(72dpi程度)をそのまま使うと、グッズにしたときにぼやけたり、細部が潰れてしまいます。
CMYKとRGBの違い
印刷では CMYK カラーモードが基本です。Web制作に多い RGB のまま入稿すると、発色が異なり「思っていた色と違う」と感じることがあります。可能な限りCMYKに変換して確認しておきましょう。
2. 余白・トリミングを考慮する
デザインが端に寄りすぎないように
グッズ制作では、印刷範囲に多少の「ズレ」が発生することがあります。イラストを端ギリギリに配置すると、切れてしまう可能性があるため、余白をしっかり取ることが重要です。
中心に配置すると安定感が出る
Tシャツやトートバッグなどは、中央に大きめに配置すると安定感があり、デザインが引き立ちます。小物の場合は上下左右のバランスを整えることで完成度が高まります。
3. 配色はシンプルに、コントラストを意識
色数は絞る
グッズは遠目で見られることが多いため、色を多用しすぎるとごちゃごちゃした印象になります。3~5色程度に絞ると洗練されやすいです。
コントラストで見やすく
背景色とイラストの色が近いと、デザインがぼやけてしまいます。濃淡をはっきりつけ、遠くからでも認識しやすい配色を心がけましょう。
4. グッズごとの特徴を理解する
Tシャツやトートバッグ
布地の色がベースになるため、背景透過のデザインやワンポイントを生かすとおしゃれに仕上がります。
アクリルスタンド・キーホルダー
形状に沿ってカットされるため、アウトラインを意識したデザインが重要です。余白や台座の配置も考慮しましょう。
スマホケース
日常的に使うものなので、耐久性や手触りを意識した配置が大切。カメラ穴の位置にかからないように調整する必要もあります。
5. ロゴや文字は判読性を重視する
小さすぎる文字はNG
キャッチコピーやタイトルを入れる場合は、最低でも8pt以上のサイズで制作しましょう。小さい文字は印刷で潰れたり、読みづらくなります。
フォント選びも大切
ポップなグッズには丸みのあるフォント、シックなグッズにはセリフ体など、グッズの用途や世界観に合ったフォントを選ぶことで、全体の完成度が高まります。
6. 試作品で仕上がりを確認する
データ上では完璧に見えても、実際に印刷すると色味や大きさが想定と違うことがあります。
可能であれば1点だけ試作してみて、完成品を確認するのがおすすめです。SNSや販売用に使う写真素材にもなるため、一石二鳥です。
まとめ

イラストをグッズ化する際には、以下のポイントを意識することが大切です。
- 解像度は300dpi、CMYKでデータを用意する
- 余白を意識し、トリミングされないようにする
- 配色はシンプル&コントラストを重視
- グッズごとの形状や特性を考慮する
- 文字やロゴは判読性を意識
- 試作品を作って実物を確認する
これらを押さえることで、イラストがより魅力的に見えるグッズに仕上がります。
ぜひ次のグッズ制作で実践してみてください。
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