もくじ
展示会ノベルティに「ポーチ」が選ばれる理由
展示会のノベルティといえば、ボールペンやクリアファイル、エコバッグなどが定番として知られています。しかし近年、配布物の中でひときわ高い持ち帰り率と満足度を誇るアイテムとして注目されているのが「ポーチ」です。
理由はシンプルで、ポーチは「もらったその場から使える実用性」を持っているからです。名刺や資料が増えがちな展示会会場では、小物をまとめられるポーチは即戦力。帰宅後も化粧品入れ・薬入れ・ケーブル収納など用途が広く、長期間にわたってブランドを想起させる効果があります。
ただし、ポーチは「もらってうれしいもの」と「もらっても使わないもの」の差が大きいアイテムでもあります。デザイン次第で、捨てられるか・使い続けられるかが決まると言っても過言ではありません。では、もらって嬉しいノベルティポーチには、どんな条件があるのでしょうか。
もらって嬉しいポーチデザインの5つの条件
条件1:サイズ感が「ちょうどいい」
大きすぎず、小さすぎないサイズ選びは最重要ポイントです。展示会会場で配るノベルティとして最もバランスが良いとされるのは、横幅18〜22cm・高さ10〜14cm程度のフラットポーチ。名刺やスマホ、モバイルバッテリーが収まり、普段使いにも適したサイズ感です。
一方で、マチなしのぺたんこポーチより、マチが3〜5cm程度あるものの方が「収納できる量が多い」と感じさせ、満足度が上がる傾向があります。用途を明確にイメージしてサイズを決めることが、使われるポーチへの第一歩です。
条件2:ロゴは「主張しすぎない」配置にする
企業担当者の立場からすると、ロゴをしっかり入れたいという気持ちは当然です。しかし、ロゴが前面に大きく入ったポーチは「宣伝グッズ感」が強くなり、日常使いを敬遠させてしまいます。
おすすめの配置は、ポーチの底面・内側・ファスナーの引き手などの「さりげない場所」へのロゴ入れです。表面のデザインはシンプルかつ洗練させ、ロゴは小さめにワンポイントで入れるスタイルが、受け取った人にとって「使いやすい」と感じるポーチになります。結果的に日常的に持ち歩いてもらえれば、ブランド露出の機会はむしろ増えます。

条件3:カラーにストーリーを持たせる
「コーポレートカラーをそのまま使う」だけではなく、カラー選定にひと工夫加えることで、ポーチの魅力は格段に上がります。例えば、コーポレートカラーをメインにしながらも差し色として中布やファスナーに別の色を使うと、開けたときの「おっ」という小さな驚きを演出できます。
また、ターゲット層の性別・年代を意識したカラーリングも重要です。BtoB展示会であれば性別を問わないネイビー・グレー・オリーブなどのくすみカラーが人気。BtoC寄りのイベントであれば、トレンドカラーを取り入れることで「センスがいい」という印象を与えられます。
条件4:素材の「質感」が見た目の価値を左右する
ポーチは手に取った瞬間の質感が、そのまま企業やブランドへの印象に直結します。ペラペラとした薄い素材のものは「安っぽい」と感じられ、ブランドイメージを損なうリスクがあります。
定番のポリエステル素材でも、厚みのある生地や撥水加工済みのものを選ぶだけで高級感が増します。さらに予算に余裕があれば、帆布・フェイクレザー・コットンキャンバスなどの素材を検討すると、受け取った方の満足度が一段階上がります。「このポーチ、いいな」と思ってもらうための素材選びは、コスト以上のリターンをもたらすことが多いです。
条件5:「内側」まで気を遣ったデザインにする
ポーチの内側のデザインは、受け取った時点ではわかりません。しかし、実際に使い始めたときに内布のプリントや配色が凝っていると、「このブランド、細かいところまで丁寧だな」という印象を与えることができます。
例えば、内側にブランドのパターンや言葉を印刷したり、ポケットの色を変えたりするだけで特別感が生まれます。この「開けてからの発見」が、SNSでの自発的なシェアにつながることもあります。
展示会ノベルティポーチ発注前に確認すべき3つのポイント
最低発注数量と納期を逆算する
展示会ノベルティのポーチは、多くの場合100個〜500個単位での発注が一般的です。発注から納品まで通常2〜4週間かかることが多いため、展示会の開催日から逆算して少なくとも1ヶ月前には入稿データを確定させるスケジュールを組みましょう。デザイン修正の時間も含めると、6週間前から動き始めると安心です。

デザインデータの形式を確認する
入稿データは基本的にAI・EPS・PDFなどのベクターデータが求められます。JPEGやPNGなどのラスターデータは解像度の問題で使用できないケースがあるため、デザイナーへの依頼段階から「印刷用ベクターデータで納品」を指定しておくことが重要です。
サンプル確認を必ず行う
初めてポーチノベルティを発注する場合は、必ず試作サンプルを確認してから量産に進みましょう。色味は実際に印刷すると画面上と異なって見えることが多く、サンプル確認なしで進めるとイメージと異なる仕上がりになるリスクがあります。
クリエイターが販売目的でポーチを作る場合のポイント
個人クリエイターがオリジナルポーチを制作・販売する場合は、「自分のブランドらしさ」をデザインの軸に置くことが重要です。ターゲットとなるファンが「このデザインなら使いたい」と思えるかどうかを、SNSでの反応なども参考にしながら検証しましょう。
また、販売価格を想定した上で素材グレードと発注数量のバランスを取ることも大切です。少量から試作できるサービスを活用して、まずは小ロットでテスト販売し、反響を見ながらスケールアップするのが失敗しにくい進め方です。BONATHIAのようなオリジナルグッズ作成サービスを活用することで、クリエイターでも品質の高いポーチを手頃な価格で制作することが可能です。
まとめ:使われるポーチが、最高のブランド広告になる
展示会で配るノベルティポーチが「もらって嬉しい」ものになるためには、サイズ・ロゴ配置・カラー・素材・内側のデザインという5つの条件を意識することが大切です。これらすべてを高いレベルで満たしたポーチは、受け取った方の日常に溶け込み、長期間にわたってブランドを想起させる最高の広告ツールになります。
「なんとなく配るノベルティ」から卒業して、「持ち帰りたいと思われるポーチ」を目指すことが、展示会の費用対効果を高める近道です。デザインの方向性が決まったら、早めに発注準備を進めてみてください。
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