展示会・即売会、両方で使えるブースディスプレイの工夫

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展示会と即売会、それぞれのブース事情

展示会と即売会、どちらもクリエイターや企業担当者にとって大切な「見せ場」です。しかし、この2つは目的も来場者の行動パターンも大きく異なります。展示会では企業やブランドの世界観を伝え、商談や認知獲得を目的とすることが多い一方、即売会では商品そのものを手に取ってもらい、その場で購入につなげることが求められます。

「展示会用と即売会用でブースをまるごと作り直している」という声をよく耳にします。でも実は、少しの工夫と道具の選び方次第で、1セットのブースディスプレイを両方のシーンに使い回すことは十分可能です。予算を抑えながら質の高い見せ方をするために、具体的な方法を見ていきましょう。


両方で使えるブース構成の基本原則

① モジュール型で組み替えられるレイアウトにする

展示会と即売会で最も変わるのは「テーブルの配置と導線」です。展示会では来場者に立ち止まってもらい、担当者が説明する「対話型」の空間が有効。一方、即売会ではお客さんが自分のペースで商品を見て選べる「セルフ閲覧型」が基本です。

この違いに対応するために有効なのが、モジュール型のディスプレイ構成です。たとえば、折りたたみ式のワイヤーラックや軽量なグリッドパネルは、縦置き・横置き・連結が自在にできるため、会場の広さや机のサイズに合わせて柔軟に対応できます。単体でも十分見栄えがし、組み合わせることでより立体的な展示が可能になります。

② 「垂直方向」を積極的に使う

机の上だけに商品を並べると、遠くから見たときに目立ちません。展示会でも即売会でも、高さを出すことはブースの視認性を高める最大の工夫のひとつです。

具体的には、以下のアイテムが役立ちます。

  • 卓上スタンド(アクリル製・ワイヤー製)
  • 突っ張り式のポールラック(床から天井近くまで使えるもの)
  • バナースタンド(展示会では特に活躍)
  • 布製のハンギングディスプレイ

特にバナースタンドは、展示会では会社名・ブランド名・サービスの説明を大きく掲示するツールとして使い、即売会では新作アイテムや当日限定情報を告知するサインボードとして転用できます。素材やデザインを汎用的にしておくことがポイントです。

③ ベースカラーを統一してカスタマイズで切り替える

ブースの印象を決定づけるのは色です。テーブルクロス、背景パネル、小物の色味をあらかじめブランドカラーを基調とした1〜2色に統一しておくと、どんな会場に持ち込んでもまとまりのある見た目になります。

さらに、カラーアクセントとなる小物(ポップスタンド・布・リボンなど)を展示会用・即売会用で替えるだけで、同じベース構成でも全く異なる雰囲気を演出できます。費用をかけずに「場に合った空気感」を作れるこの方法は、頻繁に出展するクリエイターや担当者に特におすすめです。


ディスプレイをより効果的にするグッズ活用術

オリジナルグッズで「世界観」を作る

どれだけディスプレイが整っていても、ブースに「そのブランドらしさ」がなければ、通りすがりの人は足を止めません。ここで力を発揮するのが、オリジナルグッズによる世界観づくりです。

たとえば、自分のイラストやロゴを入れたステッカー、缶バッジ、アクリルスタンドをディスプレイの一部として飾ることで、ブース全体が「このブランドの空間」として機能します。企業の展示ブースであれば、ノベルティとして配布するグッズをあえてディスプレイに組み込み、来場者の手が伸びやすい仕掛けを作るのも有効です。

BONATHIAでは、ステッカーや缶バッジ、アクリルキーホルダーなど多彩なオリジナルグッズを小ロットから作成できます。ブース装飾を兼ねたグッズ選びの際にも、豊富なラインナップから用途に合ったアイテムを探してみてください。

POP・値札はテンプレートを使い回す

即売会では価格表示が必須ですが、展示会では「資料請求はこちら」「サンプルお渡しできます」といった案内表示が必要になります。毎回一から作り直すのは時間のロスです。

あらかじめブランドフォントとカラーを使ったPOPテンプレートをデータで持っておき、テキストだけ変えて印刷するスタイルにすると、両イベントへの対応が格段にスムーズになります。A6〜A5サイズ程度であれば自宅プリンタで十分対応でき、ラミネート加工すれば繰り返し使えます。


撤収・運搬を見越した「軽量化」の視点

ブースをいくら完璧に仕上げても、搬入・搬出で消耗してしまっては本末転倒です。展示会場によっては台車が使えないケースも多く、即売会の会場は駐車場から遠いことも珍しくありません。

ブースアイテムを選ぶ際は、以下の点を意識してみてください。

  • 折りたたみ・分解ができるか(コンパクトに収納できるか)
  • 総重量が10kg以内に収まるか(一人での運搬を想定)
  • 専用ケースや袋にまとめられるか(紛失・破損防止)

重量があるものの代表格は「パネル系の什器」です。アルミフレームやスチール製のものよりも、布製のバックドロップやポリエステル素材のバナーのほうが圧倒的に軽く、折りたたんでバッグに入れて持ち運べます。長期間使い続けることを考えると、軽量さはコスト以上に重要な選定基準です。


まとめ:「使い回し前提」で設計するのがプロの発想

展示会と即売会を別々のものとして考えるのではなく、最初から「両方で使えること」を前提にブースを設計することで、費用も準備の手間も大幅に削減できます。

ポイントをまとめると次のとおりです。

  1. モジュール型で柔軟に組み替えられる什器を選ぶ
  2. 垂直方向を活用して視認性を上げる
  3. ベースカラーを統一し、小物で雰囲気を切り替える
  4. オリジナルグッズをディスプレイの一部として活用する
  5. 軽量・コンパクトにまとめられる設計を意識する

出展の機会が増えるほど、この「使い回し設計」の恩恵は大きくなります。BONATHIAのオリジナルグッズ作成サービスも上手に組み合わせながら、次のブースをより魅力的に仕上げてみてください。


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