少量ロットでも対応できる展示会用トートバッグの作り方

ブログ

展示会ノベルティにトートバッグが選ばれる理由

展示会やイベントに参加する企業担当者が頭を悩ませる問題のひとつが、「ノベルティ選び」です。来場者の記憶に残り、かつブランド認知につながるアイテムを選びたい——そんな要望に応えてきたのが、オリジナルトートバッグです。

トートバッグが選ばれる理由は明確です。まず実用性が高く、もらった人が日常的に使ってくれること。ペンやメモ帳などの消耗品と違い、バッグは繰り返し持ち歩かれるため、街中でブランドロゴが露出し続けます。いわば「歩く広告塔」として機能するわけです。

さらに、展示会当日に配布物を入れる「袋」としても使えるため、来場者にとって即座に使えるメリットがあります。カタログやパンフレットを受け取ったその瞬間から活躍するノベルティというのは、そう多くありません。


少量ロットが難しいと言われてきた背景

オリジナルトートバッグ作成の相談をすると、「最低100枚〜」「500枚からでないと対応できない」と断られた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。従来の印刷・縫製業者では、版代・型代・段取りコストが発生するため、少量ロットでは一枚あたりの単価が跳ね上がり、採算が合わなくなるのが実情でした。

しかし近年、印刷技術の進化によって状況は大きく変わっています。DTG印刷(ダイレクト・トゥ・ガーメント)やUVプリントの普及により、版を作らずにデータを直接素材へ出力できるようになりました。これにより、10枚・30枚・50枚といった少量ロットでも現実的な価格でオリジナルトートバッグを作れる時代になっています。


少量ロットで展示会用トートバッグを作る手順

ステップ1:必要枚数と予算を明確にする

最初に決めるべきは「何枚必要か」と「1枚あたりいくらまで出せるか」という2点です。展示会の規模や来場見込み数をもとに、余剰が出すぎないよう計算しましょう。一般的な目安として、来場見込み数の60〜70%程度を配布予定数として設定するのが無難です。たとえば来場者が200名見込みなら、120〜140枚程度を発注数として検討します。

予算感としては、少量ロット(30〜50枚)でシンプルな1色プリントであれば、1枚あたり800〜1,500円前後で対応できるサービスが増えています。フルカラーや両面プリントになると単価は上がりますが、それでも以前と比べると大幅にコストは下がっています。

ステップ2:素材とサイズを選ぶ

トートバッグの素材は主に以下の3種類から選ぶことになります。

  • コットン(綿):手触りがよくナチュラルな印象。環境意識の高いブランドに適している。印刷の発色も良好。
  • ポリエステル:軽量で耐久性が高く、コストを抑えやすい。光沢感があり鮮やかな発色が出やすい。
  • 不織布:最もコストが低く、使い切りに近い用途に向く。エコバッグとして配布する場合に選ばれることが多い。

サイズは、A4サイズの資料が入る横38cm×縦42cm前後が展示会向けとして最も使い勝手がよく、来場者にも好評です。マチ(奥行き)を5〜10cm設けると収納力がさらに上がります。

ステップ3:デザインデータを準備する

デザインデータの準備は、仕上がりクオリティを左右する最重要ステップです。以下のポイントを守ってデータを作成してください。

  • 解像度は350dpi以上:低解像度のデータはプリント時ににじみやぼやけが出るため、必ず高解像度で書き出す。
  • カラーモードはCMYK:RGBで作成したデータは印刷時に色が変わることがある。デザイン段階からCMYKで作業するか、入稿前に変換する。
  • ロゴや文字はアウトライン化:フォントの埋め込みミスによる文字化けを防ぐため、テキストはすべてアウトライン処理を行う。
  • 塗り足しを設ける:印刷範囲の端に3〜5mm程度の塗り足しを設定しておくと、断裁ズレによる白フチを防げる。

デザインツールはIllustratorやPhotoshopが定番ですが、Canvaなどのオンラインツールでも入稿可能な形式(PDF・PNG)に書き出せる場合があります。ただし、業務用プリントに耐えうるクオリティを確保するためには、専用デザインソフトの使用を推奨します。

ステップ4:印刷方法を選択する

少量ロットで使われる主な印刷方法は2つです。

シルクスクリーン印刷は版を作成して色を重ねる方式で、発色の鮮やかさと耐久性に優れています。ただし色数が増えるほどコストが上がるため、1〜2色のシンプルなロゴデザインに向いています。少量ロットでは版代が割高になる点に注意が必要です。

DTG(ダイレクト・トゥ・ガーメント)印刷はデータを直接生地へ吹き付けるデジタル印刷で、フルカラーのグラデーションや写真も再現可能。版が不要なため少量ロットに最適で、1枚から対応できるサービスも存在します。

ステップ5:納期を逆算して発注する

展示会の日程が決まったら、開催日の3〜4週間前には入稿を完了させることを目標にしてください。少量ロットのサービスでも、製造・品質チェック・配送には最低でも7〜14営業日かかるのが一般的です。デザインの修正が入ることも想定し、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。


クオリティを上げる3つのポイント

せっかく作るなら、来場者が「もらってよかった」と感じる仕上がりにしたいものです。クオリティアップのために意識したいポイントを3つ紹介します。

  1. 持ち手の長さにこだわる:肩掛けできる長さ(55〜60cm程度)にすると使い勝手が格段によくなり、日常使いに繋がります。
  2. 内側にポケットを追加する:スマートフォンや名刺が入る小ポケットをつけると機能性が上がり、捨てられにくくなります。
  3. ブランドカラーと統一する:バッグの生地色・プリント色を自社のブランドカラーに揃えることで、視認性と記憶への定着率が高まります。

まとめ:少量から始めて、次回につなげる

展示会用トートバッグは、もはや大量発注しなければ作れないアイテムではありません。30枚・50枚といった少量ロットから高品質なオリジナルバッグを制作できる環境が整った今、重要なのは「いつ・何枚・どんなデザインで」を早めに決めることです。

初回は少量で試作感覚で発注し、来場者の反応を見ながら次のイベントでバージョンアップしていくというアプローチもおすすめです。BONATHIAのようなオリジナルグッズ作成サービスを活用すれば、小ロットでも満足のいく仕上がりを実現できます。ぜひ次の展示会準備のタイミングで、トートバッグ制作を選択肢に加えてみてください。


【ブログをご覧いただいてる方に特別クーポン】

クーポン

BONATHIAで使用できるクーポンおひとり様1回限りと記載お願いします。
クーポンコード
2000円以上の購入でで300円オフ
5X5IZPMT

クーポンコード
5000円以上の購入でで500円オフ
WZQB1AJY


自分の「好き」を、もっと気軽に広げよう!

クリエイター向けのbonathiaのバナー

オリジナル商品を販売しているまたはしようとしているあなたにとって、
「在庫リスクゼロ」で「自由度の高い」販売スタイルを実現してくれる救世主「BONATHIA」

BONATHIAはデザイン性 × 使いやすさ × 集客力の3拍子が揃ったサービスです。

✅ 在庫なしで商品数を増やしたい

✅ 手間をかけずにショップ運営したい

✅ もっと自由に、自分らしいグッズを届けたい

そんな方には、BONATHIAがおすすめ!

BONATHIAで作って売れる
グッズを販売する

関連記事

特集記事

ランキング

  1. 1

    オリジナルシューズ、カスタムスニーカーがオーダーメイドできるおすすめサイト

  2. 2

    同人グッズっていくらで売るべき?価格設定のコツと計算方法

  3. 3

    自作グッズと著作権の関係|私的利用ならOK?販売はNG?クリエイター向け著作権入門

  4. 4

    世界に一つだけのオリジナルバスケットシューズを作ろう!

  5. 5

    パパママ必見!子ども撮影に強いのはスマホ?カメラ?徹底検証!

最近の記事 インタビュー 特集記事
  1. 初めてのトートバッグ制作で失敗しないための注意点5つ

  2. オリジナルグッズのサンプル発注、必要なケースとは?

  3. 少量ロットでも対応できる展示会用トートバッグの作り方

  4. ジグソーパズルを使ったプレゼント企画アイデア集

  5. season先取り!クリスマス・年末年始向けグッズ企画アイデア

  6. コミケ・同人即売会でブランケットが売れる陳列の工夫

  7. 企業VIにあわせたノベルティデザインの作り方

  8. 展示会ノベルティポーチをブランディングに活用する企業事例

  9. 記念品アクリルスタンドを法人ノベルティに選ぶメリットとは?

  10. 缶バッジデザインのトレンド2026最新版

  1. アートで自分の「生」を表現し、目にした人の世界が広がる作品を生み出す【syaame】

  2. 観た人を幸せな気持ちにさせる作品をジャンル問わず作り続ける【Sayuri Nagakura】

  3. 共感覚だからこそ見える世界を作品に落とし込み、人生の言語化にチャレンジする【YU-YU】

  4. 体調を崩しても、自分の存在意義として作品を作る手を止めずに描き続ける【冴木みやこ】

  5. 描くことこそ自分の生きる意味という自負を持ち、作品を通して人を癒し続ける【ume】

  6. 北海道の小さな町から世界に羽ばたき、表現を続ける【Takenao Wada ART】

  7. 作品を描きたい衝動に駆られた3歳から現在まで、呼吸するようにアート作品を生み出す【じゅり】

  8. 子育てと両立しながら制作し、日常に「晴れ」を届ける【HARE】

  9. 鮮やかな色彩と指を使った独創的な味わいで、世界中の人々を魅了する【SHUN TODOROKI】

  10. 「思い通りにならないこと」を求め、偶然性の高い作品を作る【Takeshi Yokoshima】

  1. アートで自分の「生」を表現し、目にした人の世界が広がる作品を生み出す【syaame】

  2. 観た人を幸せな気持ちにさせる作品をジャンル問わず作り続ける【Sayuri Nagakura】

  3. 共感覚だからこそ見える世界を作品に落とし込み、人生の言語化にチャレンジする【YU-YU】

TOP